肝斑はしみの一種ではありますが、通常のしみとは違いストレスや女性ホルモンの乱れなどが原因となっている場合があります。その対策法も一般的なしみとは異なっており、これまでクリニックのシミ取りレーザーでは悪化させる可能性があるといわれていました。しかし、新しい照射法レーザートーニングは、肝斑の治療も行えるとして注目を集めています。レーザートーニングはこれまでのレーザー治療とは違い、非常にソフトな力で少しづつお肌に働きかけます。

肌のメラニン色素を焼いて剥がすのではなく、お肌の再生機能に優しく作用することで、メラニンを自然に排出させるのです。レーザートーニングの効果はとてもマイルドですが、真皮までしっかりと届きます。そのため、肌の内部から細胞を活性化することが可能です。肝斑やしみだけでなく、開いてしまった毛穴や皮膚のたるみにも効果をもたらすため、肌の総合アンチエイジング美容法として、多くの女性から人気を集めています。

また、美容クリニックでは内服薬による肝斑治療も行われています。代表的なものとしてはトラネキサム酸などがあり、身体の内側からメラニンの生成を抑制するなどの効果が期待できます。その他外用薬ではハイドロキノンやトレチノインもよく使われています。それぞれ肌の再生を促したり、色素沈着を防ぐなどの作用を持っています。

治りにくいといわれる肝斑ですが、美容クリニックの最新技術によって治療が可能となっています。気になる肝斑があるのなら、美容クリニックへ相談しましょう。